さいたま市 精神障がい者 当事者会

ウィーズは埼玉県南部を中心とした精神障がい者による当事者のための活動です。
名前の由来は、"雑草"という意味です。雑草はどこにでも根をはり、踏まれても刈られてもまた生えてきます。
そんな根強い心を持って生きたいという意味がこめられています。

• 活動内容

  毎月1回、集まりを開き当事者同士の親睦、情報交換を計ります。私たち精神の病を持つ当事者がよりよい生き方ができるように皆で力を合わせ価値観を広げましょう。
  毎月1回、ウィーズ通信を発行します。通信に載せる投稿などを事務局において募集しています。
  

• 活動目的

  当事者一人ひとりが現状への危機感を持ち、問題意識を共有します。
  まだまだ残る偏見をなくすための啓蒙運動をしていきます。
  将来の自立のための学ぶ場です。
  家族や病院、作業所などの垣根をこえ当事者同士の横の繋がりを強くしていきます。
  家にこもりがちな人の一歩踏み出せる場を提供します。

• ウィーズの活動趣旨

  ● ウィーズの会員は常に対等です。

  • ウィーズでは、参加者をメンバーではなく会員と呼びます。
  • 思っていることや自分の意見を偏見等に囚われず、安心して表現できる場にします。
  • 病院や家族、作業所などの垣根を超えて集まれる仲間作りの場です。
  • 営利目的の活動は行いません。
  • いかなる場合でも、暴力行為・勧誘は禁じます。

  ● 常に開かれた意見交換の場

  • 運営方針は多くの意見を取り入れ、クローズにしません。
  • 行事などを発案し計画し実行できる場です。

  ● 支え合いの精神

  • 悩みなどを体験者同士で請け負えるピアカウンセリング的要素を持ちます。
  • 作業所職員や主治医や親などの支援のほかに、会員同士で支えあえる強さを目指します。

  ● 学びの場

  • 社会に適応できるコミュニケーションを取り戻す為の学べる場を作ります。
  • トラブルを恐れず、トラブルを解決していくプロセスを大切にします。
  • 真剣に語り合い、楽しく遊び、その中で自分の隠れた可能性を発見し、生きていく力をつけられるきっかけとなるべく運営していきます。

  ● 情報発信の場

  • 心病む人同士の情報交換の場を作ります。
  • 草の根運動的な側面を持ち、外に向かって意見を発信できるような目的意識を持ちます。
  • 会報やホームページを通じて、常に新しい情報を発信します。

  ※情報交換とは

  ○今までの体験　○病院との関わりと比較　○薬のこと　○所属している場の情報
  ○家族とのかかわり　○仕事との関わり　○公的機関との繋がり（年金や手帳など）
  ○結婚観　○自分の考えなどを共有する　○生活する上で必要な情報
  ○落ち込んだ時の対処の方法
  

  ● 交流の場

  • 活動を活性化し他団体との交流の場を作ります。
  • 来てよかった、参加するのが楽しみと思えるような場を作ります。
  • ディケアや作業所などに関わっていない人達の一歩踏み出せるきっかけとなる場にします。

• 年内に実現したいこと

  ・作業所の職員達との対等な意見交換
  ・家族会との対等な意見交換
  ・役所の人間との対等な意見交換
  

より多くの会員獲得を目指し地道な活動をしていきましょう。
誹謗嘲笑の場にならないように運営委員で話し合いをつづけ会員とも意思疎通をはかり、ウィーズが発展していくことを願います。活動資金の確保を運営委員で討議します。